2019年8月21日

アンゴラ国 ナミベ港改修計画 竣工式

2019年8月5日、アンゴラ国ナミベ州にて、ナミベ港の竣工式が開催されました。式典には、リカルド運輸大臣、カルロスナミベ州知事、澤田 駐アンゴラ特命全権大使、宮本JICAアンゴラ事務所長をはじめ、多くのご来賓の方々に参列をいただき、盛大なものとなりました。
アンゴラ国ナミベ港は1958年に建設されましたが、その後30年間にわたる内戦の影響で港の維持管理や整備が遅れ老朽化が進行していました。「ナミベ港改修計画」は日本の無償資金協力によりアンゴラ南部地域最大の港である同港の岸壁の修復、コンテナヤードの舗装、冷凍・冷蔵用コンテナの保管施設の改修を行ったものです。
改修により、荷役作業の効率化と安全性が向上し、今後は同国の豊富な鉱物資源の輸出拠点として同国の経済発展に寄与する他、内戦時に埋設された膨大な数の地雷の影響で食料品をはじめ生活物資の多くを未だ輸入に頼っている国民に、安定して物資を供給する物流拠点となると期待されます。
また、本年6月には同事業の竣工に当たり、弊社の貢献に対しナミベ港湾公社より感謝状を拝受しております。

来賓によるテープカット

左から
カルロスナミベ州知事、リカルド運輸大臣、澤田 駐アンゴラ特命全権大使

プロジェクトにて改修された岸壁へ入港した船と
現場視察する来賓

銘板除幕

感謝状を受け取る
プロジェクトマネージャー 清末文明
(2019年6月)